(工務店・43歳・年商15億円・神奈川)
モデルハウスは、「総合展示場」「単独展示場」「分譲型」の3タイプに分けられます。
それぞれの違いを見ていきましょう。
モデルハウス 3タイプの特徴
総合展示場
「マイホームセンター」や「ハウジングプラザ」などと呼ばれているものです。
ハウスメーカーや、地元の有力ビルダーが出展しています。
常設の展示場となります。
単独展示場
街道沿いに土地を用意して、自社で展開しているものです。
これも常設の展示場となります。
分譲型
土地を購入し、半年から1年程度モデルハウスとして使用した後は売却するものです。
売却を前提にしていますので、常設の展示場に比べると、建物にあまりコストはかかっていません。
総合展示場に出展する場合の注意点
総合展示場に出展する場合は、イニシャルコスト(初期投資)も、ランニングコスト(毎月かかるコスト)も、かなり大きくなります。
そのため、着実に受注するための準備が大切です。
簡単にポイントを挙げておきます。
1.受注棟数
配置する人員数によりますが、年間30棟以上を目安に受注する必要があります。
2.販売ノウハウの確立
大手と競合するため、販売ノウハウをしっかり持っていないと採算割れしてしまいます。
3.人材の育成・管理
特に店長となる人材に、「営業力」と「人材管理力」が必要です。
ない場合は、あっという間にお荷物になってしまう可能性があります。
上記をふまえて、きちんとした計画と、営業のための準備を徹底することをおすすめします。
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