事業再構築補助金 ついに最終公募!
コロナ禍の企業対策として始まった「事業再構築補助金」ですが、コロナの終了を受け、第13回公募をもって終了となります。
本補助金はかつてない補助額や補助率の大きさ、対象経費の幅広さなどで、大変人気の補助金でした。
今後、このような補助金は出てこないと思われます。
まさにラストチャンスです。
まずはご検討されてはいかがでしょうか?
「事業再構築補助金」ホームページも併せてご参照ください。
参考
事業再構築補助金 -中小企業庁
事業再構築補助金 第13回公募の変更点
(1)申請枠が3つに
申請枠が、第12回公募に比べ、5枠から3枠に削減されました。※上乗せ措置は別
・成長分野進出枠(通常類型)…最も使いやすい枠です。
・成長分野進出枠(GX進出類型)…国で定めたグリーン成長戦略「実行計画」14分野の課題解決の取組み事業が対象となります。住宅業界は使える可能性があります。
・コロナ回復加速化枠(最低賃金類型)…補助金額は少ないのですが、補助率が良いので、1,000~2,000万円ほどの投資には向いていると思われます。
(2)補助限度額、補助率の一覧
補助限度額と補助率を一覧表にまとめました。いずれも補助下限額は100万円です。

本補助金が向いている企業のイメージ
2.新事業や事業転換を検討している
3.「事業再構築補助金」の応募を検討したことがあるが、結局見送った
4.過去に「事業再構築補助金」を申請したが不採択であった
5.IT導入補助金の対象が複数ある場合の組み合わせを検討したい
公募締切
令和7年3月26日(水)18:00
事業再構築補助金の事業計画策定には、かなりの時間を必要とします。検討されている方は早めにご相談ください。
留意点
ここに記載した以外にも多くの要件があります。
詳細は事業再構築補助金ホームページの公募要領をご覧ください。
新補助金「中小企業新事業進出補助金」について
事業再構築補助金の後継として、「中小企業新事業進出補助金」が予定されています。
3月下旬~4月にかけて公募開始の見込みです。
まだ正式にはパンフレットで公表されているだけですが、このパンフから想定される「事業再構築補助金」と「中小企業新事業進出補助金」の違いをまとめてみました。

補助下限額に注目してください。
事業再構築補助金は下限額が100万円に対して、中小企業新事業進出補助金は750万円です。
つまり、少なくとも1,500万円以上の投資が前提となります。
まずは事業再構築補助金の検討を
新規事業や事業転換を検討されている場合は、先に事業再構築補助金にトライするほうが良さそうです。
事業再構築補助金を利用する場合も、「そもそも対象となっている企業かどうか」という最初の関門があります。
おわりに:工務店の今後を考えて補助金の活用も
事業再構築補助金は、これが最後のチャンスです。
新事業などを考えている工務店経営者の皆さまは、ぜひ検討してみてください。
こちらもご参考に:各自治体の補助金
地方自治体(県や市区町村)の補助金も多数あります。
これから新年度を迎えるにあたり、新しいものが順に出てきています。
自治体の補助金は数が多いため、自社で使えるものを探すだけでも時間がかかります。
弊社では、その企業さまに最適な補助金を調べてご紹介しています。
自社に合う補助金を知りたい方はお問い合わせください。
この記事に関するご質問・ご感想・お問い合わせは【工務店経営の専門家・ジクージン】まで、お気軽にお送りください。