
そのたびに銀行に行って頭をさげる始末です。
この悪循環を断ち切るには、どうすれば良いでしょうか?
(46歳・年商1億円・リフォーム業・秋田)
資金繰りを改善する方法は、色々あります。
ただし絶対条件は、「多少の波はあっても受注見込みがあり、今後の努力次第で、売上が多少なりとも上昇する」ことです。
この条件がクリアできる前提で、資金繰りの改善を考えていきましょう。
「資金繰り表」の作り方
まず、資金繰り表は作られていますか?
作っていないのであれば、作ることから始めましょう。
資金繰り表には、
(1)毎日の入出金を想定する「日繰り表」
(2)毎月の「月次資金繰り表」
(3)事業計画などで用意する「年次資金繰り表」
の3種類があります。
「日繰り表」を作る
まずは現状を把握するために、(1)の「日繰り表」を作りましょう。

Excel(エクセル)で、横に順番に「日付」「摘要」「入金」「支払」「残高」と入力します。
最初の残高欄に、今日現在の残高を入れます。
次に、いま分かっている今後の入金予定、支払予定をどんどん入力していきましょう。
入力できたら、日付順に並び替えます。
残高欄には計算式を入れます。(前日の残高+入金-支払)
これで完成です。
「いつ、いくら足りないのか」を正確に把握することが大切
残高欄に赤字が出たら、その日に資金が足りないということです。
上の例では、8月10日に678,471円、足りなくなることが分かります。
このように、「足りないのが何月何日で、それはいくらなのか」をチェックします。
そして、その資金をどのように用意するかを考えます。
資金の調達方法を考える
どこかから借りられるか
短期的な資金の調達には、
1. 銀行融資
2. 誰かから借りる(親類縁者、友人知人など)
という方法があります。
換金できるものはないか
借りるのが難しいということなら、決算書の貸借対照表を見てください。
「資産の部」のところです。
そこに、換金できるものがないかどうかを確認します。
こうして、まずは自社でできる調達を考えます。
できれば向こう3か月くらいは安心できる状態にしたいですね。
資金調達できない場合は
それでも資金繰り表の赤字が消えない場合は、支払方法(順番を変える・遅らせるなど)を検討します。
そんなことできない、信用を失うのでは?
と不安ですよね。
もちろん、相手にいきなり言えば、当然信用を失うこともあると思います。
充分に準備をし、書面を作り、自社の事情を相手方にきちんと説明する。
そうすれば、多くの場合なんとかなります。
ご心配いりません。
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