
夏休みの工作はもちろん、バーベキューや地引網体験、さらには地域のお祭りまで買って出ているようです。
当社も見習ってやっていますが、なかなか規模が大きくなりません。
イベントは続けていった方が良いのでしょうか?
(46歳・工務店・三重)
集客力のある工務店さんは、毎週のように何かイベントを実施しています。
その結果、地域密着型となり、確実に顧客の囲い込みができています。
しかし一方で、スタッフは限られています。
スタッフにはかなりの負担がかかる

イベント開催では、限られたスタッフと協力業者さんが打合せ・準備・当日の対応・片づけまで行っています。
その上で本業の仕事をこなしているわけです。
スタッフの給与は地域工務店にしては良いとしても、かなり大変です。
もはやイベント中心に回っている工務店さんもあり、本業は何屋さんなのかよく分からないような場面も目にします。
続けるには覚悟が必要
そもそも、このような工務店さんも、突然ここまで来たわけではありません。
始めたころはもちろん試行錯誤の繰り返し。
何かイベントをしても、スタッフばかり多くてお客さまがほとんど来ない、ということもよくあったそうです。
ですから、やる以上は相当の覚悟を持って、中途半端にしないことです。
自分に「合う」か「合わない」かを考えて
ただ、このスタイルで成功している工務店さんは、社長がイベント好きなんです。
目的は「お客さまと楽しい時間を共有する」こと。
プロデューサーなんですね。だから続きますし、盛り上がります。
逆に、このようなことが苦痛になるタイプの方には不向きだと思います。
「疲れるだけで楽しくない」のであれば、むしろ労力と時間のムダになってしまいます。
社長ご自身はどういうタイプだと思われますか?
ここは結構ポイントになりますので、一度考えられるとよいのではないでしょうか。
「お祭り」だけがイベントではありません
集客のためのイベントは、何もお祭りだけではありません。
もっと家づくりに関連するものが中心でも良いと思います。内容が大事です。
例えば「資金計画セミナー」。
工夫次第で、確実に他社との差別化になります。
銀行の融資担当者が行うセミナーは、あまりおすすめしません。
やるのであれば工務店さん独自の内容で。今なら「ZEHの話」などがいいですね。
さらに「どうすれば返済が軽減できるか」とか、「自社の建物は○○という特徴があるから余計なコストがかからない。だから資金に余裕ができる」とか、工務店だからこそできる話がいろいろあります。
誰も教えてくれないことを、きちんと学べる機会を待っているお客さまもいます。
家づくりに直結するイベントから始めてはいかがでしょうか。
資金計画セミナーについては、第54回で詳しく取り上げています。
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